合法的なカジノを作る準備的な法案、カジノ法案

カジノ法案とは、カジノ付き統合型リゾート(Integrated Resort)、いわゆるIR施設を認める法案だ。
その目的は多大な経済効果の見込める、合法的カジノ付きリゾート施設を作ることだ。関東、関西にそれぞれに一つずつにそれぞれの施設を作った場合、合計の営業利益が3000億円近くになり、またカジノ目当ての外国人観光客がお金を落としてくれるということで、確かに経済効果は大きい。

さらに、違法カジノを減少させることができるなどの効果も期待できるらしい。
与党自民党をはじめ、複数の政党議員が超党派で「国際観光産業振興議員連盟」、通称IR議連というグループが法案の成立を押しすすめ、2016年の冬に確定した。これにより、2017年から本格的に具体的な制度設計を進め、秋の臨時国会にはIR実施法案が提出される見込みだ。

しかし、カジノとはイコール、ギャンブルであり、それに伴ったリスクもある。

【カジノ法案で懸念される不安】ギャンブル依存症

最も大きなリスクはギャンブル依存症に対する懸念であり、カジノ法案は、パチンコやFX、そのほか公営ギャンブルによるギャンブル依存症の人を(一説には国内だけでなんと約530万人もいるといわれている)さらに増やしてしまうのではないかと懸念されている。

ギャンブル依存によって、生活のすべてがギャンブル中心となり、身を滅ぼしてしまう。
ギャンブルのために借金をし、人間関係が壊れ、さらにはアルコール依存や薬物依存になる。そんな人達が増えるのではないかと懸念する。

もともと、ただでさえ世界的に見ても多いギャンブル依存の方々が、現状の対策のままカジノも開設となればちょっと様子が想像できない。

ギャンブルが原因で命を絶つ方もいらっしゃると聞くし、自殺率が増えるのではないかと懸念する。

【カジノ法案で懸念される不安】治安の悪化

さらにギャンブルのあるところに常に反社会組織の関与があるというイメージがあるが、実際そういった面がある。

なので、カジノが来るといえば予定地の周辺の住人は治安が悪化するのでは不安になるであろうし、カジノ関連の犯罪が増加する可能性を懸念する。

【カジノ法案で懸念される不安】青少年への悪影響

これは、現在のパチンコでも問題になっているが健全な育成への悪影響があると考えられる。
身分証の確認を厳格化するなど対策は取られるとは思われるが、合法化した賭博場が地域にあることによって青少年の育成にどのように影響があるかは未知数だ。

そもそも健全な育成の定義とはなにかと問われれば元も子もないが、少なくとも勉強もせずに賭け事に勤しんでいるのは健全ではなかろうと多くの方が同意できることではなかろうか?

【カジノ法案で懸念される不安】まとめ

以上のことを踏まえて個人的に意見を述べると、多すぎるギャンブル依存症が何とかされない限りカジノは日本および日本人の生活の質向上にあまり良い影響を与えないのではないかと考える。

確かに観光名所にはなるしお金も儲かるだろうが、それを上回るデメリットが現状生まれうるのではないかと考える。

工場には公害がつきものではあるが、カジノのデメリットとはまさに工場に例えると公害だと思える。
公害に対する規制、対策がしっかりしていない限り特定の受益者のみにメリットがあり多くの国民にとっては結果としてデメリットしか残さないのではなかろうかと思う。

実際、適切に扱えれば日常に刺激を与えるものとしてギャンブルは良い娯楽にはなるだろうが、現状ですら依存症になるほどのめり込ませないように対策がされてない。

さらに賭博場を増やして大丈夫かな?といった感じである。
元々日本は金額ベースでも数でも世界最大級ギャンブル大国ではあるので今更カジノの一つや二つという意見もありそうだが、そもそも現状が間違ってないか?と今一度見直してもいいかと思う。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です